1, 本研究所は妊娠高血圧症候群(旧:妊娠中毒症)の発生機序解析、および薬剤スクリーニング系として利用可能な胎盤栄養膜細胞株を開発し、笹川研究員は筆頭著者として欧文論文を発表しました。(Sasagawa T, et al. ECR 2025)
2, 澁谷研究所長は、東大病院産婦人科・入山准教授のグループと共同研究を行い、本年10月18日に東京で開催された日本妊娠高血圧学会において、共同研究者の一人として妊娠高血圧症候群に対する新規治療薬に関する発表を行いました。発表は東大大学院生が行い、学会の研究奨励賞を受賞しました。
3, 「澁谷正史賞」の設置.
日本血管生物医学会は、本学学長の澁谷正史博士が世界の血管生物医学において長年優れた研究を行い、高い貢献度を示すことから、本年度より「澁谷正史賞」を設置することを決定しました。毎年、1名の受賞者が選ばれます。